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眼科診察前に足止め。

  • 執筆者の写真: AKIO SHOJI
    AKIO SHOJI
  • 2022年7月25日
  • 読了時間: 2分

「検査を受けないと診察できません。」

 総合病院の眼科へ定期診察へ行くと、受付でそう言われて足止めを喰らった。

 2日前の昼頃、37.5℃の発熱があった。その前日に新型コロナワクチンの4回目接種を終えたので、おそらくその後遺症。発熱は短い時間で、夕方には平熱に戻った。他の症状はまったくない。それを正直に話したばっかりに…。

 眼科の予約は朝一番。総合病院の受付に着いたのはその15分ほど前。受付の人は、僕が発熱したことを聞くとちょっと慌てた様子ですぐ電話。ところが相手が出なかったんだろう。リダイヤルではなく、違う番号、違う番号とあちこちかけ直しているように見えた。その人はおもむろに所定の位置を離れると、他の受付スタッフに説明。また戻ってきてこう言った。「他の人にも聞いたんですが、やっぱり、検査を受けていただかないと」。

 僕は察した。この人は勝手に決められないんだろう。発熱があれば検査に誘導する。それを忠実に実行しようとしているだけ。

「先生が来るまで、受付前のロビーでお待ちください。眼科の受付には遅れると連絡しておきますから。」

 僕は待つしかなかった。

 診察開始時間の9時を少し過ぎた頃。受付の人はツケツケの歩み寄って来て、唐突にこう言った。

「眼科へ行ってください」

「え?」

「行ってください」

「どういうことですか?」

 こっちから聞き出さないと説明しないのか!そう思いながらも聞いた。

「先生が問題ないって。」

 なぜちゃんと説明しないんだろう。病院スタッフのコミュ力って、この程度なの?



 

 
 
 

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